記事提供：
Tokyo Otaku Mode元記事：
http://otakumode.com/news/579177a19608055e3a768139/A-New-Sword-Art-Online-Journey-Begins-at-Anime-Expo-2016 ７月1日から4日までアメリカのロサンゼルスで開かれた「アニメエキスポ」。4日間で延べ30万人を動員した全米最大のアニメイベントである同イベントにて大きな発表があった。
数々のヒットアニメを世に送り出しているアニプレックス。今年は2017年春に公開が予定されている「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」を全面に押し出したブースデザインとイベント実施となった。
ブースの側面には初回作「《アインクラッド》編」から始まる歴代の作品のキービジュアルが大々的に装飾され、来場者の目を引きつけていた。キービジュアルをの下に設置された簡易イベントスペースでは英語吹き替え版のキャストによるサイン会を実施。キリトやアスナのコスプレ衣装に身をまとったファンは、自分の持つSAOグッズにサインを貰い喜びの声を挙げていた。
ブースでは「SAO ELECTION」も実施。ブースで自分の好きなキャラクターに投票をすると、その場で投票したキャラクターの限定缶バッジが貰えるというキャンペーンだ。全11キャラクターの中から栄えある投票1位に輝いたのは《ファントム・バレット》編でヒロインを務めたシノン。キリトやアスナを抑えての優勝はアメリカでのシノンの人気の高さが伺える結果となった。
ブースでは会場限定の劇場版ソードアート・オンライングッズも販売され、最終日を待たずして多くの商品が売り切れとなっていた。
また、ブースの裏側には原画コーナーも設置され、名戦闘シーンの原画が複数枚展示され、アニメが出来上がる前の貴重な資料を楽しむことが出来た。
そして、今回最大の目玉となったのが、2日目の7月2日に行われた「Sword Art Online Festival@AnimeExpo 2016」。3000人のSAOファンで満員となった会場では事前に告知されていたシークレットゲストが誰になるのかの話題でもちきりとなっていた。イベントが開始されるとなんと4名のシークレットゲストが登場。アスナ役の戸松遥、リズベット役の高垣彩陽、そして《フェアリィ・ダンス》編と《ファントム・バレット》編のオープニングテーマを担当した藍井エイル、エンディングテーマを担当した春奈るな。4人が登場すると会場からは割れんばかりの歓声と拍手が起こった。その後、簡単な自己紹介の後に4人が降壇すると、怒涛の告知がスタート。
1作目から音楽を担当する梶浦由記が2017年1月14日にアメリカ・ロサンゼルスでのドルビーシアターでコンサート「Yuki Kajiura LIVE ～featuring SWORD ART ONLINE～」行うことが決定。さらには新着の「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」特報映像とキャラクターデザインを担当する足立慎吾が描き下ろした新たなキービジュアルが解禁された。その後は英語吹き替え版のキャストによるライブアフレコや会場限定プレゼントイベントが行われ、盛りだくさんのイベントは大盛況のまま幕を閉じた。
原作者の川原礫による書き下ろしの完全新作「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」。今回の作品ではこれまで描かれてきたVR（仮想現実）ではなく次世代AR（拡張現実）型情報端末・オーグマーによってプレイ可能となるRPGゲーム《オーディナル・スケール》の世界の様子を収録。2017年春の日本国内でのロードショーを皮切りに、世界で公開される。情報解禁の場にアニメエキスポを選んだことからも世界規模での展開が期待される。
前作の「ソードアート・オンラインII」が2014年末に終了してから1年半以上が経過しているが、劇場版公開に向けて再始動したソードアート・オンラインの新たなる旋風から目が離せない。
「Aniplex of America」公式サイト
http://www.aniplexusa.com/
